山城 響（JFE東日本）

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　■　富士大が３季連続Ｖ　北東北大学野球、ＰＯ制す(岩手日報)　21/10/22

　北東北大学野球秋季リーグ１部は２１日、３校による優勝決定プレーオフを行い、富士大が青森大に５－１、ノースアジア大に８－３と連勝し、３季連続３６度目の優勝を決めた。ノースアジア大との第２試合は０－３の四回、山城響の本塁打で反撃を開始。七回に山城裕の適時打で勝ち越した。

　■　富士大の主砲・山城響が逆転２ラン(報知)　21/6/8

　富士大の３番・山城響二塁手が、１―２の３回表２死一塁からライトスタンド最前列に逆転２ランを放ち、チームの勝利に貢献した。春季リーグ戦でも３発を放っているプロ注目のスラッガー。視察した中日・米村アマスカウトチーフは「甘いボールを一発で仕留めたのは評価に値する。動きもキビキビしており、内野手として魅力を感じる」と熱い視線を送っていた。

　■　富士大Ｖ９へ沖縄から来た“持っている”山城が輝く(日刊)　18/5/26

　９連覇を狙う富士大は１年生遊撃手の山城響に注目だ。大学初打席となった１３日のノースアジア大戦。１－２の５回に代打で登場し、初球の内角低め変化球をとらえて同点ソロをぶちこんだ。「初球から強く行こうと思った。ここで考えて変な打撃をしても駄目。思い切りの良さが自分の売り。人生で一番すごいホームラン」。サヨナラ勝ちにつなげて９連覇の望みを残した。

　　プロフィール

　沖縄県南風原町生まれ。
　山城 響（やましろ・ひびき）二塁手兼遊撃手兼外野手。
　北丘小3年生の時から野球を始め、南風原中では軟式野球部に所属。

　沖縄・知念高校時代は遊撃手としてプレー。
　1年生の秋からレギュラーとしてチームを牽引し､2年生の秋に沖縄大会ベスト4の実績を残した。
　3年時夏の県大会は浦添商業に延長11回5対6サヨナラで敗れ3回戦で敗退。
　持ち前の打撃力を生かして主軸の3番を打ち、5回に一時勝ち越しとなる2点三塁打を放った。
　県大会4強が最高成績。甲子園経験は無し。

　富士大では1年時春のノース大2回戦で代打弾デビュー。
　1年生の秋から遊撃手としてレギュラーを務め、打率.371（5位）、本1点7の活躍でベスト9に輝く。
　以降、ショート・セカンド・ライトで活躍し、4年生の春からキャプテンとしてプレー。
　7季で計56試合（3番34､2番9）に先発し､通算66安打､打率.324､本9点40の実績を残した。
　18春秋､20秋､21春秋の5度優勝を飾り、ベスト9を4度（二2、遊1、外1）経験。
　4年生の春に打撃2冠王（3本塁打＆12打点）、1年生の春に盗塁王（6個）を獲得している。
　3年時秋の東北王座決定戦で2発を放ち､敢闘賞（準優勝）のタイトルを受賞。
　決勝・福祉大戦で2戦連続の一発を放ったが､延長11回の末に2対3でせり負けV逸となった。
　全国大会には1年時春及び4年時春の全日本大学野球選手権大会に出場。
　それぞれ2番ショート､3番セカンドで先発し､計11打数で3安打､打率.273本1点2を記録した。
　1年時春の選手権1回戦・中京大戦で右フェンス直撃の3塁打（高めチェンジ）。
　4年時春の大学選手権1回戦･岐阜聖徳大戦で逆転の右越え2ラン(外甘めスラ）を放っている。
　リーグ通算58試合、打率.324、66安打、9本塁打、40打点。

　JFE東日本（22年-）では1年目から公式戦に出場。
　主に中軸で右翼兼DH兼三塁レギュラーを担い､都市対抗予選･かずさ戦で右中間弾を放った。
　二大大会（都市対抗、日本選手権）出場実績は無し。

　180cm86kg、プロ注目のセカンド兼ショート兼ライト。
　北東北リーグ通算9発､振り切るスイングで弾き返す左の強打者。甘く入れば一発長打を放つ。
　思い切りの良い打撃が持ち味の3番打者。4年時春からキャプテンを任された。
　守っては内外野の守備をこなすユーティリティー選手。内野手としてスカウトから注目されている。
　高校通算13本塁打。通算58試合で21三振42四死球。

　　スカウトコメント

中日・米村アマスカウトチーフ｜21/6/8
　「甘いボールを一発で仕留めたのは評価に値する。動きもキビキビしており、内野手として魅力を感じる」