松山 晋也（八戸学院大）

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　■　【中日】育成１位八戸学院大・松山晋也が仮契約(日刊)　22/11/19

　中日育成ドラフト１位の八戸学院大・松山晋也投手が１８日、八戸市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金３００万円、年俸３００万円で基本合意した。１８８センチの長身から角度がある最速１５４キロの直球を投げ込み、１４０キロ前後で鋭く落ちるスプリットが最大の武器だ。「まずは支配下（選手）になることが本当のスタートラインだと思う」と足元を見つめ、「ファンから愛されるような選手、チームからは絶対的な存在として期待に応えられるような選手になっていきたい」と決意をにじませた。

　■　八戸学院大・松山晋也投手がドラフトへ猛アピール成功(報知)　22/9/21

　青森大の５季ぶり３７度目の優勝で幕を閉じた北東北大学野球秋季リーグ戦で、将来につながる力投をみせた選手がいる。八戸学院大・松山晋也投手だ。最速１５４キロの直球と落ちる変化球を駆使し、７試合計２６回でわずか２失点、防御率０・６９の快投。２勝を挙げた今秋の快投は多くのスカウトの目に留まった。現在プロ４球団から調査書が届いている。

　■　スカウト陣に猛アピール　八戸学院大の154キロ右腕・松山晋也(スポニチ)　22/9/18

　北東北大学リーグ戦の最終日が開催され、八戸学院大の最速１５４キロ右腕・松山晋也投手は青森中央学院大戦に先発し、４回を１安打無失点で勝利に導いた。１５０キロを２度計測した直球にスプリット、カットボールなどを織り交ぜて６三振を奪い「有終の美で飾れるように勝とうと思っていた」と大きく胸を張った。今春までは制球に苦しみ公式戦登板に乏しかった１メートル８８、９２キロの大型右腕。高橋優貴、大道温貴らを育成した正村公弘監督から、「下半身を使うこと」、「投げ込みを増やすこと」の課題に取り組み、一気に才能を開花させた。この日は２球団のスカウトが視察。巨人・円谷英俊スカウトは「制球がまとまってスピードも備えている。パワー系の中継ぎタイプです」と評した。

　　プロフィール

　青森県七戸町生まれ。
　松山 晋也（まつやま・しんや）投手。
　天満西小2年生の時から野球を始め、天間舘中では軟式野球部に所属。

　野辺地西高校時代に目立った実績は無し。
　2年生の夏の県大会で控えとして夏大デビューし、同年秋の新チームで主戦投手の座を掴んだ。
　3年生の夏の青森大会は4強校・青森山田高校に0対3で敗れ2回戦で敗退。
　先発を任されながら3回途中3失点でKOとなり、打線も堀田の前に計5安打と繋がりを欠いた。
　東北大会、および甲子園出場の経験は無し。

　八戸学院大では3年生の秋からリーグ戦に出場。
　4年生の秋になって救援で主力の座を獲得し､7戦2勝､27回40Ｋ4失点､防1.00の実績を残す。
　進学後の体作りで154㌔腕へと成長し、スカウトからも注目される存在に浮上。
　3シーズンで13試合（先1）､計36回を投げ､通算2勝0敗､53奪三振､防御率1.00を記録した。
　4年時秋のリーグ開幕週・岩大2回戦で初白星（6.2回11Ｋ0封救援）をマーク。
　同第3週・富士大2回戦で7-5逆転勝ちを呼び込む8.1回9Ｋ3失点の好リリーフを披露している。
　リーグ通算13試合、2勝（0完投）0敗、36回、防御率1.00。

　188cm92kg、最速154㌔直球を持つ右オーバースロー。
　セットポジションから始動して溜めて重心を下げ、着地早めに肘を使った腕の振りから投げ下ろす
　最速154㌔を誇る威力のあるストレートと､スプリット､カットボールなどの変化球。
　4年生の秋になって頭角を現した遅咲き右腕。力のある直球に130㌔台のスプリットを交える。
　正村公弘監督の指導でコントロールの課題を克服。主にリリーフとして活躍した。
　4年時秋7試合（先1）27回で、40K（率13.33）、4四死球（率1.33）、防御率1.00を記録している。
　遠投123メートル、50メートル走6秒1。奪三振率13.25。

　　スカウトコメント

中日スカウト｜22/10/20
　「長身から投げ下ろすストレートの強さとフォークが武器のクレバーな投手」
巨人・円谷英俊スカウト｜22/9/18
　「制球がまとまってスピードも備えている。パワー系の中継ぎタイプです」