- プロ注(2023年/2024年) マーク情報 プロ志望(大学/高校)
- 松原 快(富山GRNサンダーバーズ) (09/28)
- プロ注目選手/2023年ドラフト (09/28)
- 常廣 羽也斗(青山学院大) (09/28)
- 竹田 祐(三菱重工West) (09/28)
- 増子 航海(神奈川フューチャードリームス) (09/28)
- 中岡 大河(富士大) (09/27)
- 芦田 丈飛(埼玉武蔵ヒートベアーズ) (09/27)
- 武内 夏暉(国学院大) (09/27)
- 田中 大聖(太成学院大) (09/27)
- 2023年プロ志望届提出者/大学生ドラフト候補 (09/27)
- プロ志望大学生リスト2023 (09/27)
- プロ志望高校生リスト2023 (09/27)
- 佐藤 啓介(静岡大) (09/27)
- 杉田 健(日大国際関係学部) (09/27)
- 友田 佑卓(日本大) (09/27)
- 尾田 剛樹(栃木ゴールデンブレーブス) (09/27)
- 林 謙吾(山梨学院) (09/26)
- 高橋 一英(花咲徳栄) (09/26)
- 中村 太耀(城西国際大) (09/26)
- 福島 圭音(白鴎大) (09/26)
【球団別】 日ハム 中日 千葉 広島 楽天 巨人 西武 阪神 福岡 横浜 オリ 東京
【23候補】 高・投|高・野|大・投|大・野|社・投|社・野|済・投|済・野
威力ある最速153㌔直球と鋭いスライダー、カーブ。3年秋6勝5完封、2年連続選手権MVP。
2011年千葉ロッテ1位
動 画
投球成績
08春: 1 0勝0敗 1.2 2 2 1 0 0.00
08秋: 4 1勝1敗 14.2 13 12 7 2 1.23
09春: 4 1勝0敗 21.2 19 19 7 7 2.91
09秋: 5 2勝2敗 19.2 15 25 7 5 2.29
10春: 7 6勝1敗 50.2 32 51 14 6 1.07(1位)
10秋: 9 6勝2敗 73 30 81 21 8 0.99(3位)
11春: 11 5勝2敗 63.2 42 79 18 10 1.41(5位)
11秋: 8 6勝1敗 58.1 33 54 18 6 0.93(1位)
通算: 49 27勝9敗 303.1 186 323 93 44 1.31
被安打率5.52 奪三振率9.58 四死球率2.76
※ 10春11春:MVP 10秋11春秋:最優秀投手 10秋11春秋:ベストナイン
11秋:敢闘賞
【 全国大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責
08神: 2 8.1 6 7 0 1
6 3 3 0 0 近大工
2.1 3 4 0 1 東福祉
09選: 2 2 0 3 0 0
0.1 0 1 0 0 九共大
1.2 0 2 0 0 創価大
10選: 3 18.2 8 16 5 2
0.2 0 2 0 0 函館大 146㌔(東ド)
9 3 5 3 2 創価大 147㌔(神宮)
9 5 9 2 0 東海大 147㌔(神宮)
11選: 4 30 13 48 10 2
9 5 19 1 1 福岡大 147㌔(東ド)
7 2 13 3 0 道都大 152㌔(神宮)
4 1 4 2 0 九共大 147㌔(神宮)
10 5 12 4 1 慶 大 147㌔(神宮)
通算: 11 59 27 74 15 6 防0.92
被安打率4.12 奪三振率11.29 四死球率2.29
※ 10選11選:MVP・最優秀投手
【 国際大会 】
試合 回数 被安 奪三 四死 自責 防御率
10世界: 2 9 8 13 1 3 3.00
11日米: 2 8 6 11 2 3 3.38
通 算: 4 17 14 24 3 6 3.18
被安打率7.41 奪三振率12.71 四死球率1.59
■ 甲子園成績
試合 回数 被安 奪三 四死 自責07春: 1 9 6 8 4 2 139㌔ 都城泉ケ丘
最新記事
■ 東洋大・藤岡 完投締め!6球団競合も(デイリースポーツ) 11/10/26
ドラフト会議で争奪戦が予想される東洋大・藤岡貴裕投手が25日、東都大学リーグの青学大戦で先発。ドラフト前のラスト登板で13奪三振と力投し、完投締め。1失点で今季6勝目を挙げた。九回2死一、二塁、打ち取った当たりを味方がミスし(記録は二塁打)完封を逃したが、投球は危なげなかった。今季最多の13奪三振。最後の打者でMAX149キロを計測したように、巧みな投球術だけでなく、無尽蔵のスタミナを見せつけた。高橋昭雄監督は、この日の勝利で駒大・太田誠前監督を抜き、リーグ歴代1位の502勝目。153キロ左腕は尊敬する師にメモリアルの白星を贈り「監督の節目と自分の最後が重なって、運命を感じます。502勝目を飾れて良かった」と記念ボールを手渡した。普段は厳しい指揮官も「よくぞ頑張った」と孝行息子をねぎらった。腰に張りがあるため、明日以降は大事を取って登板しない予定だ。積み重ねた白星は現役最多の27勝。好不調の波が少なく、どんな状況でもゲームメークができる。プロでも1年目から2桁勝利が期待できる大物とあって、この日も1位指名を表明しているロッテ、横浜など8球団のスカウトが熱視線を送った。ロッテ関係者は「安定感は抜群。6球団ぐらいの争いになるかもしれない」と争奪戦を予測。ロッテ、横浜、楽天、西武に加え、日本ハム、中日も1位指名の可能性がある。藤岡はドラフト会議を目前に控え「どこの球団に当たるのか楽しみです。来てくれたチームでしっかり投げたい」と、12球団OKの姿勢で運命の日を待つ。
優勝争いを展開中の青学大を相手に151球の熱投。完封目前の九回、味方野手のお見合いで適時二塁打を許した以外、まったく危なげない投球をネット裏のロッテ、西武、楽天、中日、横浜、ソフトバンク、日本ハム、広島の8球団のスカウトに披露した。(SANSPO)
11秋 回数 被安 奪三 四死 自責
駒 大 先 9 4 9 3 0 149㌔ ○封
5 2 3 5 1 145㌔ ○
中 大 先 8 4 8 2 1 ●
0.1 1 0 1 1
日 大 先 9 3 5 2 1 146㌔ ○
亜 大 先 9 7 9 1 1 148㌔ ○
先 9 5 7 2 0 145㌔ ○
青学大 先 9 7 13 2 1 149㌔ ○
58.1 33 54 18 6 防0.93
被安打率5.09 奪三振率8.33 四死球率2.78
08春 08秋 09春 09秋 10春 10秋 11春 11秋 通算
先発: 0 3 4 3 6 8 7 6 37
完投: 0 0 0 1 4 7 6 6 24
完封: 0 0 0 0 3 5 0 1 9
全国大会・国際大会をこなしながら3年春以降リーグ戦先発27試合23完投は見事ですね。
■ 東洋大・藤岡、巨を寄せ付けず/東都大学(日刊スポーツ) 11/10/14
今秋ドラフト1位候補の東洋大・藤岡貴裕投手が、来秋ドラフトの目玉、亜大・東浜巨投手(3年)に投げ勝ち今季5勝目(1敗)、現役最多の通算26勝目(9敗)を挙げた。3回に先制を許したが、8回に1番小田裕也外野手の2点二塁打で2-1と逆転。8、9回の2イニングで4三振を奪い140球完投。勝ち点3とし、チームの春秋連覇へ望みをつないだ。敗れれば優勝争いから脱落する一戦。強くライバル視する東浜との学生最後の投げ合いに、負けるわけにはいかなかった。互いに被安打5と、我慢比べの勝負を制し「優勝したいという気持ちと、東浜に負けたくないという気持ちで投げました」と満足そうな表情で振り返った。これで通算勝利でも1つ東浜を上回った。1学年下の右腕と勝利数を競る形だが、藤岡が本格的にチームの軸となったのは3年生から。3年春からの2年4季で挙げた勝利は22勝と驚異的な数字だ。最速153キロの剛腕はスタミナも十分だ。今春リーグ戦は全11試合のマウンドに上がった。今季も10戦中7戦に登板、中1日での登板は4カード中3カードに上る。通算完投数は登板48試合中23試合。うち22完投はこの2年で記録した。視察した中日正津スカウトは「年間を通じて連投や中1日で投げる、精神的な疲れもあると思う。その中でも、それなりに抑えるのだから大したもの」と称賛した。フィールディングも抜群だ。この日も1回に左を抜けようかというライナーを好捕。3回は1死三塁から9番下舘の初球スクイズを難なく外した。多くのプロスカウトが「即戦力の先発左腕」と高評価するゆえんも、この辺りにある。27日のドラフトで最も重複指名される可能性が高い。運命の日は近づいたが、まだそれほど意識していないという。今の優先事項が、チームの優勝だからだ。亜大、青学大の勝敗次第という状況だが「他力本願だけど可能性は残っている」と力を込めた。
■ 東洋大・藤岡、4勝&通算300K(デイリースポーツ) 11/10/12
ドラフト1位候補の東洋大・藤岡貴裕投手が、亜大・東浜巨投手(3年)に投げ勝ち、今季4勝目、通算25勝目をマーク。通算300奪三振に到達した。弾むような躍動感が戻ってきた。今季序盤はリズムに乗れなかったが、4カード目にして本調子を取り戻した。「この秋一番」の言葉どおり制球、ボールの切れともに抜群。1失点完投で“エース対決”を制した。就任40年目の高橋監督にリーグ史上2人目となる通算500勝をプレゼントし「500勝がかかっていたので、勝てて良かった」とうれしそうに話した。大学No.1左腕は日米12球団のスカウトの前で復調をアピール。阪神の佐野編成部次長は「きょうはコントロールが良かった。調子が上がってきた」と目を細めていた。
7回2死二塁。1ボール2ストライクからの4球目。外角低めの147キロ直球で見逃し三振を奪い、通算300K。「数えていました。一番自信のある真っすぐで狙って取れてニヤけちゃいました」。最速は148キロも、常時140キロ台中盤を計測した球威で303Kまで上積みした。ネット裏では、日米12球団のスカウトが視察。観客席は最上段まで埋まり、約5000人がリーグの看板2投手の投げ合いに沸いた。「今季最多。平日開催の試合では今年一番では」と東都大学野球連盟の白鳥正志事務局長。東洋大進学が有力な東洋大姫路の147キロ右腕・原樹理、慶大のドラフト1位候補・伊藤隼太外野手も観戦した。藤岡は「東浜とは一番楽しみにしている対戦。勝ててうれしい」と通算4勝1敗とした。(スポーツ報知)
■ 最速146キロ止まりも…東洋大・藤岡“技あり”完投(スポニチ) 11/9/28
東洋大・藤岡が変化球中心で3安打2失点完投。22日の中大戦で右足首に打球が直撃した影響で最速152キロを誇る直球は146キロ止まり。大半が140キロ前後だったが「練習が少なくて不安だったけど、しっかり投げられたので不安がなくなった」と笑顔で話した。今秋ドラフトで1位指名を表明しているロッテの山下徳人スカウトも「こういう投球を覚えてステップアップしてくれれば」と評価した。
■ 東洋大・藤岡 通算23勝目も疲労で制球乱す(スポニチ) 11/9/7
東洋大の藤岡貴裕投手が、駒大戦に先発し、5回0/3を2安打1失点。開幕から連勝で、亜大の東浜巨投手(3年)に並ぶ現役最多タイの通算23勝目を挙げた。今秋ドラフトでは複数球団の競合が確実だが、5四死球を与えるなど、本来の姿とは違った。高橋昭雄監督は、蓄積疲労を考慮し、次回登板前に休養を与える考えも明かした。連勝発進にも藤岡の表情は晴れない。「悪いなりにある程度試合をつくれたことは良かった」というように先発の役割は果たした。だが、通算23勝を積み重ねた左腕には、物足りない内容だった。6回まで5度先頭打者を出し、うち4つが四死球。今春のリーグ戦は11試合で18だった四死球が、秋は2試合ですでに8。最速153キロを誇る直球も、この日は145キロ止まり。藤岡は「体の開きを我慢できていないので球が抜けてしまう。次までにはしっかり投げられるようにしたい」と技術的な問題点を挙げたが、リーグ戦や日米大学野球での登板過多による蓄積疲労も一因のようだ。高橋監督は「どこかでリフレッシュさせないと。(藤岡の地元・群馬の)伊香保温泉にでも行かせようかな」と20日の中大戦までにリフレッシュ期間を設ける計画を明かした。
過去記事
■ 東洋大、春秋連覇へ藤岡4安打9K完封!(スポーツ報知) 11/9/4
秋季リーグ戦が開幕。春秋連覇を狙う東洋大は、今秋ドラフトの目玉左腕・藤岡貴裕が駒大を散発4安打に封じ、昨秋以来となる完封をマーク。すでに1位指名を表明しているロッテの石川晃球団運営本部長らが見守る前で、別格の投球を披露した。131球で散発4安打、9奪三振完封。それでも、153キロ左腕に笑顔はほとんど見られなかった。「自己採点は40点。完封できたんですけど、まだまだ課題が残る。無駄球を少なくしたい」。台風による中止でスライド登板で、開幕戦独特の緊張感もあった。「変化球が高めに抜けて真っすぐもばらついた。前半、変化球が入らなくて苦しかった」。イニングの合間にブルペンで投げ込み、フォームのバランスを修正。この日の最速は149キロ止まりで3四死球を許したが、駒大のスコアボードに0を並べ続けた。ギアチェンジが光った。2、3、5、7、8回と得点圏にランナーを背負った。「普通は八分で、ランナーが出たら全力で。試合数を投げなければいけないので、力加減をしっかりできるようにしたい」。5度のピンチで直球の球速は約5キロ増。カーブ、スライダー、カットボールも低めに集まり、要所で7三振を奪った。ネット裏では日米15球団のスカウトが視察した。中日・中田スカウト部長は「調子の波に関係なく、ピンチでの自分の投球が確立してるのが素晴らしい。一番大事な能力」と絶賛。1位指名を公言するロッテの石川球団運営本部長も「すぐにローテに入って2ケタ(勝利)いける」と目を細めた。勇気を送りたかった。8月上旬、東日本大震災で被災した宮城県を訪問。野球教室で約50人もの子供に指導し、「秋も頑張ってほしい」などと逆に励まされた。「あの子たちに頑張ってる姿を届けたい。先発した試合は全部完封できれば」と藤岡。秋も東都の主役の座は譲らない。
ロッテの石川晃球団運営本部長は「本調子ではないけど、ここぞの投球術はさすが」とあらためてほれ直した様子だった。
▼ソフトバンク・永山勝スカウト部長 絶好調ではないけど、ゼロに抑えるのは素晴らしい。クイックやフィールディングもうまいね。
▼横浜・武居邦生スカウト きょうは丁寧に投げてた。今すぐローテーションに入れるよ。(スポニチ)
今春リーグ戦、全日本大学選手権とチーム公式戦全15試合に登板。その後も日米大学野球、プロとの交流戦とフル稼働した疲労は抜けきっていない。それでも日米12球団のスカウトが見守る中、「体調はまだMAXではない」と言いながらの完封発進した。(スポニチ)
マウンドで弾むような本来の躍動感はなかった。リーグ戦に向けて限界まで追い込んだ練習の疲れ、さらにオープニングゲーム独特の緊張感。東洋大・藤岡は決して万全の状態ではなかったが、開幕投手としてのプライドと気概でゼロを9個並べた。類いまれな修正能力を発揮し、イニングを追うごとに調子を上げた。ロッテの石川球団運営本部長は「疲れている中でもこれだけの投球ができる。すぐにローテに入れるでしょう」と奮投に目を細めていた。(デイリースポーツ)
ネット裏にはメッツ、ツインズを含む日米12球団のスカウトが集結。ロッテ・石川執行役員運営本部長は「技術面は完成され、体も丈夫。方針は変更しません」と改めて1位指名を明言した。(SANSPO)
体調がやや気がかりですが好スタートですね。ここぞでは球威アップ、いいところに決まっていました。
■ 藤岡 1位指名表明のロッテ2軍戦で6回3失点(スポニチ) 11/8/25
今秋ドラフトでロッテが1位指名を表明している東洋大・藤岡貴裕投手が24日、ロッテ2軍との交流戦に先発した。4日の対戦では3回無安打無失点だったが、この日は6回5安打3失点。勝利投手とはなったが、「味方のミスもあったけど、自分が粘れなかった」と反省した。当初は5回までの予定も、高橋昭雄監督から「4番(神戸)を抑えてこい」と6回まで続投。6回はその神戸を左飛に打ち取り、9月3日の駒大との開幕戦へ順調な調整ぶりをアピールした。ロッテの山下徳人スカウトも「ピンチもあったけど、動じることなくいい投球ができていた」と話した。
■ 東洋大・藤岡、阪神・新井良に一発浴びるも4回8K(スポニチ) 11/8/8
今秋ドラフトの目玉左腕、東洋大の藤岡貴裕投手が7日、阪神2軍との交流戦に先発。4回4安打3失点ながら、毎回の8三振を奪う力投を見せた。ひと足早いプロの洗礼を浴びても、それだけでは終わらない。初回は圧巻の3者連続三振。2回、先頭の4番・新井良に高めの直球をライナーで左越えに運ばれるなどこの回3失点。「大学生と違って、プロは失投したらホームランにされる」。その新井良とは4回に再戦し、スライダーで中飛に打ち取ると「三振を取れなかったのでまだまだ。向上心を持ってやっていきたい」と悔しがった。9月のリーグ戦に向けて調整段階とあって、最速153キロの直球は144キロ止まり。それでもスライダーとカーブは切れ味鋭く、三振はすべて空振りで奪った。4日はロッテの2軍を3回無失点に抑えている。13日の巨人2軍戦も先発予定で、東洋大・高橋昭雄監督は「彼はプロ志望。今のうちからプロに投げた方がいい」と話した。プロ相手の調整でラストシーズンに備える大学No・1左腕は「巨人戦はゼロに抑えたい」と燃えていた。
▼阪神・新井良 いいピッチャーですね。うちの榎田(ドラフト1位ルーキーの左腕)みたいで、真っすぐとスライダーの切れで勝負するタイプでした。
▼ロッテ・山下徳人スカウト 変化球が良かった。プロ相手にあれだけ空振り三振を取れるのは凄い。
阪神2軍:4回 被安4 奪三8 失点3 144㌔
■ 東洋大・藤岡 ドラフト1位指名表明のロッテ“完封”(スポニチ) 11/8/5
今秋ドラフトの目玉左腕、東洋大の藤岡貴裕投手が4日、ロッテ2軍との交流戦に先発。3回を無安打無失点に抑えた。今年から解禁された大学生とプロの練習試合で、すでにドラフト1位指名を表明しているロッテを相手に志願登板。チームをプロ相手の白星に導き、その高い評価にたがわぬ実力をロッテ関係者に見せつけた。5月の段階で、10月末のドラフト1位指名を表明したロッテ。その2軍を相手に、3回を打者9人で抑えた藤岡は「(1位と)表明してもらった以上、悪い投球はできないと思っていた。そこでゼロに抑えられて良かった」とうなずいた。四球で唯一の走者を許した初回1死一塁。日本代表でバッテリーを組んだ青学大出身の小池を空振り三振に斬った。勝負球はフォーク。「去年まであまり投げなかったので、小池さんの頭にはないかな」とニヤリ。走者が盗塁死し、三振併殺に終わった小池は「去年は使いたくても使えなかった球」と成長した姿に脱帽した。続く2イニングは危なげなく連続3者凡退で、毎回の3三振を奪った。「普通ならキャンプの時期だし投げてないと思う。1位指名をいただき、ぜひ投げてみたい思いもあった」。日米大学野球から7月11日に帰国し、本格的な投球練習は1週間前に再開したばかり。秋に向け調整途上だが「投げるか?」という高橋昭雄監督の問いに首を縦に振った。最速153キロの直球は142キロ止まり。全開にはほど遠いが、それでも2軍打線を子供扱いした。QVCマリンのマウンドにも初めて立ち「雰囲気良く投げやすい。距離は一緒ですが、捕手がとても近く感じる」と好印象も抱いた。「四球も出したし、自己採点は60点くらい」という厳しい言葉に反比例して、競合が確実視される左腕の評価は青天井だ。
▼ロッテ・松本尚樹編成統括 疲れもあるこの時期の大学生が無安打投球。あらためて素晴らしいと思わされた。強さと柔らかさが同居した今までにいないタイプ。対応力にもたけ、これだけ出来上がった投手は、今までアマチュアでは見たことがない。
▼東洋大・高橋昭雄監督 藤岡はこの夏初戦ですが、もう少し球速が出て内角に球が来れば完璧。プロ相手で“投げてみたい”と本人が意気に感じ調整してくれた。
プロの統一球は「アメリカのボールを投げていたので、投げにくいと感じなかった」と感想を語った。ロッテ高橋2軍監督は「丁寧に投げてくるし、バランスがいい。今日は140キロぐらいだったが、疲れていなければもっといいんじゃないかな」と評価した。試合は東洋大が4投手でロッテ打線を2安打に抑え、勝利した。(日刊スポーツ)
ロッテ2軍:3回 被安0 奪三3 四死1 失点0 142㌔
■ 藤岡「スタミナ無く」7回に4連打で4失点(スポーツ報知) 11/7/7
日米大学野球の第2、第3戦がダブルヘッダーで行われ、3連覇を目指した日本は連敗。3連敗となり、米国に3大会ぶり22度目の優勝を許した。第2戦を藤岡貴裕で落とし、第3戦では菅野智之が初先発し、6回5安打1失点の好投を見せたが惜敗。「大学BIG3」にいずれも黒星がついて敗れた。第2戦は先発した153キロ左腕・藤岡が、MAX147キロの直球とカーブで緩急を操り、6回まで2安打9奪三振、無失点の好投。だが、7回に4連打で4失点し「6回に味方が先取点を取ってくれて、失点しちゃいけないと思った。スタミナも無くて甘く入って打たれた」と悔やんだ。それでも、ネット裏で視察した日米のスカウトの評価は上々だ。日本ハム・山田GMは「カーブが良かった。やはり左では一番」。マリナーズのテッド・ハイド環太平洋スカウト部長も「菅野とともに数年後には、メジャーで通用する可能性がある。直球、カーブとも質が高い」と語った。
11日米 回数 被安 奪三 四死 自責
2回戦: 6 6 9 2 3 147㌔
■ 初戦先発は保留(スポニチ) 11/7/3
3日の開幕戦先発の決定は保留となった。最有力候補の藤岡は、滑るボールに本来の制球力を欠き、1回無安打無失点も2四球。「ボールに慣れずに抜けることが多い」と表情を曇らせた。一方で野村(明大4年)は先発して、1回をわずか9球で無安打無失点と快投し「思ったより(ボールは)苦にならなかった」。金光監督は「あす(2日)の練習前に決めたい」と話した。
大学混成チーム:1回 被安0 奪三0 四死2 失点0
■ 東洋大・藤岡、統一球に手応え2回2失点(スポーツ報知) 11/6/28
(大学日本代表2―5イースタン・リーグ混成)今秋ドラフト候補の最速153キロ左腕・藤岡貴裕が、12日の大学選手権決勝以来のマウンドに上がった。すでに1位指名を表明したロッテのスカウトが視察するなか先発し、2回3安打2失点。この日の最速は143キロ止まりだったが、初の統一球を経験した。「日米野球の球の方が投げにくい。思ったより腕が振れた」と手応えをつかんだ様子だった。
2四球を与えるなど44球を費やしたが「変化球で空振りを取れたので、米国戦は大丈夫です」と納得顔。(SANSPO)
壮行試合:イースタン混成 2回 被安3 奪三2 四死2 失点2 143㌔
■ 東洋大連覇!藤岡10回完投(SANSPO) 11/6/13
第60回全日本大学野球選手権最終日決勝を行い、東洋大が延長十回、3-1で慶大にサヨナラ勝ちし、2年連続4度目の優勝を飾った。2連覇は1997、98年の近大以来で史上5校目(7度目)。3連投となった今秋のドラフト1位候補、藤岡貴裕投手が12三振を奪って1失点完投。最高殊勲選手賞と最優秀投手賞を2年連続で受賞した。優勝の原動力となったこと、大会タイの1試合19奪三振などが評価され、2年連続ダブル受賞となった(個人表彰が制定された2001年以降では初)。今大会は4試合すべてに登板し計471球。今春のリーグ戦でも全11試合に登板(954球)しており、計1425球を投げ抜いてチームを大学日本一に導いた。145キロ前後の直球を軸に12個。大会奪三振記録にあと「1」と迫る「48」を積み上げた。連投の疲れから延長十回は左ふくらはぎがつったが、投球間に屈伸して何とか乗り切った。「慶応打線は伊藤を打たせると勢いに乗る。素晴らしい打者なので、どうにか抑えようとした」 藤岡が警戒したのは、同じくドラフト1位候補の4番伊藤。1四球を与えたが、1三振を含む3打数無安打に抑え、「主将として、4番打者として力のなさを感じた」と脱帽させた。今春のリーグ戦では、胴上げを自粛した高橋監督を宙に舞わせた。エース左腕が「目標を達成できた」と胸を張れば、高橋監督も「監督就任40年目の節目の年で夢のようです」と目尻を下げた。秋季リーグ戦、明治神宮大会を含めた“4冠達成”に「ここまできたら狙いたい」。ロッテなど数球団が1位指名するとみられる左腕エースの挑戦は続く。
10回、すでに140球以上を投げた藤岡の左足は限界に達していた。つったふくらはぎを押さえ、屈伸を繰り返して迎えた2死。「すごくつらかったけど、感覚が変わるのは嫌でした」。治療を断り、顔をしかめながら、140キロの直球で慶大・宮本真を見逃し三振に取った。気力だった。(日刊スポーツ)
すでに今秋ドラフトでの藤岡の1位指名を正式表明しているロッテは、2年連続MVPを受賞した大学No・1左腕をあらためて高く評価した。石川晃球団運営本部長は「足の状態が心配だが、延長を投げ切っての優勝は凄い。さすがだね」と絶賛。今後も密着マークを続けていく意向で「早く一緒に戦える日が来ることを望んでいます」と話した。(スポニチ)
11春 回数 被安 奪三 四死 自責
福岡大 先 9 5 19 1 1 147㌔(東ド)
道都大 先 7 2 13 3 0 152㌔(神宮)
九共大 4 1 4 2 0 147㌔(神宮)
慶 大 先 10 5 12 4 1 147㌔(神宮)
30 13 48 10 2 防0.60
被安打率3.90 奪三振率14.40 四死球率3.00
今春は合計15試合93回2/3と本当に良く投げましたね。
10回も真っすぐで2奪三振と気持ちの投球を見せてもらいましたがその分緊張が解けたときに
疲れが出そうでしっかり休んでもらいたいと思います。
■ 東洋大圧勝4強!藤岡2戦32K、大会新いける!!(スポーツ報知) 11/6/11
東洋大の藤岡貴裕が、道都大戦で7回を投げ、毎回先発全員の13K。2安打無失点の好投で順当に4強入りを決めた。6回1死。大累進への4球目だ。2ストライクから外角低めに135キロのフォークを沈め、空を切らせた。「準決勝、決勝を想定して、初戦で使ってない球を投げた。九州共立大がいたのは見えてました。(今季初の)完封はしたかったですけど、少ないイニングで良かったです」。毎回13個の三振を先発全員から、最速152キロを計測した直球で6、スライダーで5、カーブで1つ奪い、道都大打線を7回まで2安打、3四球で零封した。今季公式戦の先発8試合で完封はなかったが、決勝までの3連投を想定し、7回110球で降板した。2戦連続の2ケタ奪三振で今大会32個となった。1大会の奪三振記録は05年の創価大・八木智哉の49K。藤岡は「記録は聞いてますけど、無理なのでそこまで意識はしない」と苦笑いしながら、汗をぬぐった。ネット裏では、日米13球団のスカウトが奪三振ショーに熱視線を送った。中日・中田スカウト部長は「(同じ腕の振りで)打者にスライダーと直球の見極めをさせてない。その技術が三振の取れている一番の要因。初対戦では打てない」と絶賛した。昨冬から球のキレというものを追求してきた。藤岡は「140キロの直球で、何であんなに空振りが取れるんだろう」とプロ野球を代表する左腕、ソフトバンクの和田毅と杉内俊哉の映像を徹底研究。「楽に振りかぶり、上半身の力は抜き、フィニッシュで100の力を出す」。室内練習場の鏡の前でシャドーを繰り返し、フォームを磨いた。
阪神の菊地東日本統括スカウトは「ストレートに力があり、制球もいい。文句なしのピッチング」と評価。また、ロッテはこの日のスカウト会議で1位指名を正式に表明。それに対し藤岡は「うれしいです。公言してもらった以上は恥じない投球をしたい」と話した。(デイリースポーツ)
■ 東洋大・藤岡、大会タイ19Kで8強進出(スポーツ報知) 11/6/9
史上5校目の2連覇を目指す東洋大の153キロ左腕・藤岡貴裕が、福岡大戦で大会タイ記録となる19奪三振をマークした。就任40年目を迎えた高橋昭雄監督の63歳の誕生日に、白星とウイニングボールをプレゼント。4回1死二、三塁。藤岡はスクイズを見破ったが、挟殺プレーで守りが乱れ、2点目を献上した。マウンド上で深呼吸。後続を145キロ外角直球、外角への125キロスライダーで連続三振に切った。「スクイズは足を上げた時に走者が走ったのが見えた。バットに当てられると何が起きるかわからないので、三振を狙ってました。しっかり踏ん張れた。厳しい試合でもきっちり祝えて良かったです」。05年大会の近大・大隣憲司(ソフトバンク)に並ぶ大会最多タイの19Kだ。昨年大会は3試合に登板も2ケタKは1度もなく、計16Kだった。今季は「野手に良いリズムを呼び込むため」と毎回3アウト目は三振を狙ってきた。この日も6回を除いて毎回3アウト目を空振り三振で奪い、逆転勝ちを呼び込んだ。 頭脳的な奪三振ショーだった。序盤は最速147キロの直球で押し、中盤以降は「東京ドームのマウンドは傾斜が高いので角度が出る」と得意のスライダーを低めに集めた。カーブ、カットボールも交ぜて面白いように空振りさせた。10個を直球、9個をスライダーで奪い、大学公式戦では自己最多を4個更新。「すごい自信になります」。今季の収穫であるフォークを温存しながら勝ち取った勲章に胸を張った。高橋監督の誕生日に負けるわけにいかなかった。今大会前、出場できなかった東海大・菅野智之、明大・野村祐輔から「頑張れよ」と連絡を受け、「お前らがいないのは寂しいけど、しっかり盛り上げるよ」と返事した。昨年大会準決勝で菅野が17奪三振。一躍、世代の主役となった。藤岡は「知ってました」とライバルから世代トップの座を三振同様、狙って奪った。(スポーツ報知)
序盤は力みからボールが浮き、3回は2死からいずれも詰まらせながら3連打を浴びて先制点を与えた。4回にも味方のミスから失点。それでも左腕から繰り出す最速147キロの直球とスライダーを軸に5回まで15のアウトのうち、4者連続2度を含む13個を三振で奪い、観衆の度肝を抜いた。「きょうはスライダーが一番良かった。(神宮に比べて)東京ドームはマウンドが高い分、腕を振り下ろせば曲がる」。スライダーで奪った三振が9個。マウンドの傾斜を利用し、鋭角に落ちる決め球はいつも以上に威力を増した。福岡大の打者はことごとくボールゾーンの球に手を出した。ネット裏には日米15球団が視察に訪れ、今秋ドラフトで藤岡を1位指名する方針を固めたロッテは5人態勢でチェック。石川晃球団運営本部長は「一つ一つの球が一級品。最終決定じゃないけど、1位指名の方針は固まっている」とあらためて能力の高さを認め、近日中にも1位指名を正式に表明する見込みだ。(スポニチ)
1位候補にしているロッテの山下徳人スカウトは「ストレートの走りはリーグ戦よりいい。今季一番じゃないかな」と評した。(中日スポーツ)
ロッテ以外にもオリックス、横浜なども早くから注目している。オリックスの中川隆治スカウトは「最初は三振を取ろうと力みすぎてたけど、指にかかったときのボールはさすが。いいボールを投げていた」と絶賛。1位指名で競合するのは確実で、阪神の葛西稔スカウトも「直球に切れがあるし変化球も多彩。投手としての総合力が高いね」と熱視線を送っていた。(スポニチ)
阪神の中尾スカウトは「球が切れていて、コントロールもいい」と目を細め、「リーグ戦よりピッチング内容は良かった」と評価した。(デイリースポーツ)
変化球も切れていましたが真っすぐ主体に押し5回までで13奪三振量産でした。
その後は変化球を織り交ぜタイ記録達成。
■ 藤岡まさかのKOで敗戦も…東洋大2季ぶりV(スポニチ) 11/5/26
第1試合で青学大が中大に敗れて連敗。勝ち点3で並んでいる東洋大の2季ぶり16度目の優勝が決まった。春は5連覇となった東洋大も今秋ドラフトの目玉左腕、藤岡貴裕投手が打ち込まれて国学院大に敗れたが、26日の3回戦で敗れても青学大を勝率で上回る。まさかの2回0/3で5安打2失点KOされた藤岡は「優勝はうれしいけど、負けて情けない。勝って優勝したかった」と表情は晴れなかった。今季全10試合に登板している左腕の疲労は隠せなかった。初回はわずか6球で失点。2回にも1点を失った。3回の先頭に二塁打を許したところで降板。試合後の胴上げを拒否した高橋昭雄監督は「これで藤岡も一度原点に返ってやらないと。選手権に向けていい勉強になった」と昨季王者として臨む大学選手権への課題を口にした。
■ 東洋大・藤岡 日米10球団スカウト熱視線(デイリースポーツ) 11/5/25
1回戦2試合を行い、東洋大が3‐2で国学院大に逆転勝ちし、先勝。2季ぶりの優勝に王手をかけた。プロ注目の藤岡貴裕投手が2失点完投でリーグトップの5勝目を挙げた。雨の影響で、試合開始が1時間半遅れた。気持ちが緩んでも不思議ではなかったが、集中力を持続。藤岡はベンチ裏で待機している間、入念なストレッチで体をほぐし、いざマウンドに上がると結果を出した。三回に2点を先制されたが、その後、尻上がりに調子を上げて得点を許さなかった。エースの粘りの投球に打線も奮起し、七回には逆転に成功。適応能力の高さを示した。雨でぬかるむマウンド。足を滑らせ、フォームを乱しかねないと判断すると、素早く微調整。通常6歩半の歩幅を6歩に縮め、バランスを崩さないように努めた。スタンドでは日米10球団が投球をチェック。視察した阪神の葛西スカウトは「リーグ戦終盤で疲れが出る頃だと思うけど、そんな中でも投球が安定している」と評した。25日の2回戦で連勝するか、2位の青学大が敗れると、2季ぶり16度目の優勝が決まる。
11春 回数 被安 奪三 四死 自責
亜 大 先 9 4 15 0 1 151㌔ ○
2.2 1 5 2 0 152㌔
駒 大 先 9 6 13 1 1 151㌔ ○
1.2 0 2 0 0 146㌔
中 大 先 9 5 12 2 2 151㌔ ○
先 10 10 10 4 1 153㌔ ○…20勝到達
青学大 先 9 5 6 4 1 ●
2 0 3 1 0
国学大 先 9 6 10 3 2 ○
先 2 5 2 1 2 ●
0.1 0 1 0 0 …全11試合登板
63.2 42 79 18 10 防1.41
被安打率5.94 奪三振率11.17 四死球率2.54
■ 東洋大・藤岡、自己最速153キロ出た(デイリースポーツ) 11/5/7
東洋大は中大に延長十回、2‐1でサヨナラ勝ち。開幕6連勝で首位をキープした。プロ注目の藤岡貴裕投手は自己最速の153キロをマーク、通算20勝目を挙げた。調子が悪い中でも最少失点に食い止めた。藤岡は7イニングで得点圏に走者を背負いながらも、粘りの投球を披露。再三のピンチをしのぎ、延長十回のサヨナラ劇を呼び込んだ。今季、4度目の2ケタ10奪三振をマークしたが、制球は本来のものではなかった。「指にはかかっていたんですが、思ったところに行かなかった。自分としては最悪」と反省。それでも要所で踏ん張り「粘れたのは良かった」と安どした。ネット裏では3球団が視察。オリックスの古屋編成部国内グループ長は「本調子じゃなくても、それなりのピッチングができる。右打者の外角へのボールは良かった」と評価。投球動作に入った後、相手のスクイズをとっさの判断で2度外すなど、高い野球センスものぞかせた。
得点の芽を摘む抜群の嗅覚を、オリックス古屋編成部国内グループ長は「野球勘がすごい」とたたえた。2回無死一、二塁からの三塁側への絶妙なバントも、すばやくマウンドから駆け下りる処理。完投から中1日と、疲労が残る中でフィールディングの良さも見せつけた。「いまさら評価がどうこうという選手ではないでしょう。馬力も排気力もある」と同氏は続けた。(日刊スポーツ)
■ 藤岡が通算19勝、東浜に並んだ(日刊スポーツ) 10/5/5
東洋大が中大に先勝し、開幕から5連勝とした。ドラフト1位候補の左腕、藤岡貴裕投手は2失点ながら最速151キロの直球で、今季3度目の2ケタ12三振を奪って3勝目とした。通算では19勝となり亜大・東浜巨投手(3年)に並ぶ現役トップに躍り出た。2ケタ奪三振は10度目。柔軟な修正能力を見せた東洋大・藤岡が、危なげなく今季3勝目を挙げた。1回は球が上ずり、珍しく先頭打者に四球。そのままボールが先行し、2安打で先制点を献上した。「リリースで前に突っ込むと、抜け球が多くなるんです」と分析すると、すぐにブルペンで体重移動を修正。2回以降は低めに集め、3回から8回を無安打に抑えた。7回の3者連続など、奪三振も2回以降毎回の12個に上った。これで開幕からの先発3試合は15K、13K、12K。「2ストライクに追い込んだら、狙っちゃいますね」と通算10度目の2ケタ奪三振だ。直球も自己最速にあと1キロと迫る最速151キロをマークし、視察した日米11球団のスカウトにアピールした。
阪神は3人態勢で視察。今季初めて大学No.1左腕を生チェックした沼沢球団本部長は「去年の秋に見たときよりも良くなっている。真っすぐのスピードが上がった」と成長ぶりに目を細め「1位候補の1人です」と明言した。(デイリースポーツ)
■ 横浜スカウトのスピードガンは146キロ 連投も完璧(スポニチ) 11/4/28
東洋大・藤岡が連日の好投だ。前日に127球を投げて完投したばかりにもかかわらず、この日も6―1の8回1死一、二塁の場面で登板。横浜の稲嶺茂夫スカウトのスピードガンで146キロをマークするなど、連投の疲労を感じさせない投球で1回2/3を無安打に抑えた。「(首都大学リーグの連続無失点イニング記録がストップした)菅野が1点で負けたので、1点もやらないつもりで投げました」。5点リードの場面でも、ライバル・菅野(東海大)の前日の敗戦を糧に全力でピンチを脱した。
■ 東洋大・藤岡、13K今季2勝目(日刊スポーツ) 11/4/26
東洋大が5回、主将で4番の鈴木大地内野手の右前打で勝ち越し、開幕3連勝を飾った。投げてはプロ注目の左腕、藤岡貴裕投手が7回からの3イニングで8三振を奪うなど計13三振1失点で完投した。直球は自己最速にあと1キロと迫る151キロをマーク。藤岡は「前半はバランスが悪かった。球が浮いていたので、途中から変化球を混ぜるようにしたら良くなりました」と、今季2勝目の投球を振り返った。
■ 東洋大・藤岡、連投なんの!最速152キロ(スポーツ報知) 11/4/15
今秋ドラフトの超目玉候補の東洋大・藤岡貴裕投手が“クローザー”として2連投。2回2/3を1安打、5Kで無失点に封じ、亜大戦2連勝へと導いた。3点リードの7回1死一塁。藤岡は3番手でマウンドに登ると、10球連続で140キロ台後半の速球を投じ、2者連続空振り三振に切った。8回には前日に出した自己最速をさらに1キロ上回る152キロを計測。96年に神宮にスピードガンが導入されて以降では学生左腕最速だった。「(直球の)勢いで行った。少し肩に張りがあって、制球面で球が上ずった」。8回に2四球などで1死満塁のピンチを背負ったことを反省した。昨年9月の国士舘大戦以来となる、2連投でのリリーフ。負けて15日の3回戦となると、ヤクルト主催のデーゲームと重なるため、開始は午前9時。埼玉・川越市内の東洋大の合宿所から神宮まではバスで約2時間かかる。「やったことのない時間だからやりたくなかった」と高橋昭雄監督が明かした。エースと指揮官は考えが一致。「連投には去年から慣れてるし、あす3回投げます」と藤岡は志願していた。試合後は、初白星を上げた後輩の3年生右腕・佐藤翔太にウイニングボールをプレゼント。「人の出した走者を入れないようにと、先発とは違った楽しさがある」と話した“東都の主役”が、絶好のスタートを切った。
昨オフに日本ハム・ダルビッシュや西武・涌井の股関節の使い方を研究。「軸足にためてから回転する」投げ方に取り組んだ。股割りトレで下半身の柔軟性を増したことがスピードアップにつながっている。(スポニチ)
▼西武竹下潤スカウト
「連投でも150キロが出るのが凄い」
▼オリックス中川隆治スカウト
「走者を出しても要所でいいボールを投げていた」(スポニチ)
■ 東洋大・藤岡、12球団スカウトの前で15K!(スポーツ報知) 11/4/14
今秋ドラフトの超目玉左腕、東洋大・藤岡貴裕投手が、12球団38人のスカウトの前で圧巻の投球を見せた。チーム開幕戦となる亜大戦に先発し、自己最多タイの15奪三振で4安打1失点完投。自身初の無四球完投も記録し、亜大のエース・東浜巨(3年)に投げ勝った。あらゆる面で進化を遂げた。藤岡が初回、先頭の岩崎亮太に投じた4球目は、自己最速となる151キロを計測。2回に同点ソロこそ浴びたが、その後も140キロ台後半の直球を軸に、自慢のスライダーだけでなくカーブも織り交ぜて亜大打線を翻弄した。リーグ戦12度目の完投は、自身初となる無四球のおまけ付きだった。4者連続を含む自己最多タイ、4回を除く毎回の15個。「スリーアウト目を三振で取ると、仲間も乗ってくる。狙って取れた」と9イニング中、6度も三振で相手の攻撃を切った。相手は1年後輩ながらリーグ現役最多の通算18勝を誇る東浜だ。それでも「相手のエースに投げ勝つのが自分の仕事」と圧倒的な実力を見せつけた。ネット裏には、東海大・菅野の初戦(10日、23人)を上回る38人ものスカウトが大集結。オリックス・古屋編成部国内グループ長(スカウト担当)が「全部の球種がカウント球にも勝負球にもなる。杉内、成瀬クラス。今すぐ先発ローテの柱になれる」と絶賛するなど、アマNO1左腕の評価はさらに高まった。
▼中日・中田スカウト部長
「リズムも良いし、安定感がある。目いっぱい投げてるわけじゃないのに球速も出る。キレと制球力の投手。今年の左腕では一番でしょう」
▼阪神・中尾スカウト
「腕のしなりで投げられるので、力投しなくてもスピードが出る。もともと強い球を持ってるが、この冬で体が大きくなってさらに良くなった」
▼日本ハム・今成スカウト
「フォームのバランスが良くなり、軸がしっかりした。リリースも安定してるし、プロの先発ローテでも十分通用する」
「球速はこれぐらいがMAX。それよりも145キロぐらいでしっかり投げられるようにしたい」と浮かれた様子はない。阪神の菊地東日本統括スカウトは「いいピッチャーだね。左ではNo.1でしょう」。中日の正津スカウトは「ボールの質が良くなっている。初戦でこれだけ投げられたら十分」と話した。(デイリースポーツ)
オリックス・古屋英夫編成部国内グループ長が「今すぐにでも使いたい」と話すなど、各球団とも即戦力の評価は不動だ。
▼ヤクルト・渡辺進編成部部長
「スピード、切れともにNo・1左腕。プロでも十分通用する」
▼阪神・中尾孝義スカウト
「楽に投げても腕にしなりがあるから、プロでもなかなか打てない」
▼中日・中田宗男スカウト部長
「スピードよりも安定感が抜群。余力を残しながらこれだけ投げられるのは凄い」(スポニチ)
目を引く速球と三振の陰に隠れていたが、昨年より格段によくなったのが制球力だ。136球を投げて四死球はなし。「四球は失点につながる。変化球の精度も上げたので、去年以上に良くなってるのを見せたかった」と自信を見せる。 冬場に100~400メートルの短距離走を繰り返し、股関節のトレーニングを取り入れたことで下半身の安定感が増した。同時にキレもよくなった。このオフ、東洋大で自主トレしていた先輩左腕の乾(日本ハム3位)は「藤岡とキャッチボールするの怖いんですよ。目の前に来ても球の高さが変わらなくて、グンと伸びるんで」と笑っていた。この日も、145キロ前後の直球でも空振りが取れた。また、昨年までほとんど投げなかったフォークも公式戦解禁した。(日刊スポーツ)
■ 東洋大・藤岡、巨人斬り自信…社会人相手に5回無失点(スポーツ報知) 11/3/7
ドラフト最注目候補の東洋大・藤岡貴裕が6日、川越市内で社会人野球の日立製作所とのオープン戦で、今季初先発した。改良中のフォークで2三振を奪うなど5回を無失点。初回先頭の右打者。2球で追い込むと、内角低めのフォークで空振り。5回最後の右打者も、外角低めのフォークを振らせ三振にとった。スライダーやカーブも交え64球で最速147キロ。毎回の6Kで2安打1死球で、視察した国内7球団10人のスカウトをうならせた。計7球を試したフォークだが、「(昨年は)ほとんど投げなかった」という。「三振を取れるよう、しっかり使える球にしたい」。
3人が駆けつけたオリックスを含め7球団10人のスカウトが見守る中、5回2安打無失点、毎回の6三振を奪った。「ある程度、試合はつくれましたが、球が高めに浮くなど課題も見えた」と本人は浮かぬ顔だったが、今季から多投を目指すフォークで3三振を奪った。中日・正津スカウトは「言うことない。去年より角度が出てきてるし、打者の手元で球が伸びている」と絶賛。(スポニチ)
日立製作所 5回 被安2 奪三6 四死1 失点0 147㌔
■ 巨人 中日が熱視線!東洋大左腕「内海より球に力がある」(スポニチ) 11/2/11
今秋ドラフト1位候補の東洋大・藤岡貴裕投手が10日、鴨川キャンプ初日に今年最多となる100球を投げ込みプロのスカウトをうならせた。巨人、中日のスカウトが見守る中、カーブも交えて切れのある球を披露。東海大・菅野智之投手の1位指名を表明している巨人・藤本スカウトも「内海より球に力がある」と絶賛した。藤岡は高橋昭雄監督から全登板試合で完封指令を受けたことを明かし「(日本ハム入りした)乾さんも抜けて、今年は自分が頑張らないと」と自覚を口にした。
冬場に股関節強化に力を入れ「バランスが良くなった」と納得の表情。中日正津スカウトも「今プロのブルペンに入っても遜色ない」と絶賛。(日刊スポーツ)
■ 東洋大・藤岡「柏原くらい有名に」(日刊スポーツ) 11/1/6
今秋ドラフトの目玉、東洋大・藤岡貴裕投手が“山の神”超えを目指す。5日、埼玉・川越市の同校でチーム初練習を行い、キャッチボールなど軽めのメニューで始動。2、3日の箱根駅伝で3年連続5区区間賞に輝いた柏原竜二を引き合いに「柏原くらい有名になれればいいですね」とドラフトイヤーの飛躍を誓った。最速150キロ左腕は、アマチュア球界屈指の逸材。だが全国的な知名度は、大学の同期生である柏原の方が上だ。「テレビで見ました。陸上部も頑張ってるなと」。陸上部は寮が隣接、柏原とはグラウンドですれ違うこともある。競技が違うため強く意識はしないというが、同じエースの激走に刺激を受けた。この日の午前中は、藤岡が授業でいないにもかかわらず8球団11人のプロスカウトが集結。西武は鈴木編成部長ら3人、ロッテも2人態勢という熱の入れようで、高橋昭雄監督(62)は「こんなに来たのは初めてだよ」と改めて注目度の高さに驚いた。藤岡も「8球団も? 来て下さってうれしいです」と喜んだ。昨年の東都リーグは通算12勝3敗。年末年始も走り込みなどトレーニングを続けた。「正月に体重が1キロ増えちゃったけど、想定内。目標は春秋全国大会優勝で、自分が投げた試合は負けない」。11年は無敵の柏原に負けじと、無敗の藤岡を全国にアピールする。
阪神の中尾スカウトは「左ではNo.1のピッチャー」と評価する。(デイリースポーツ)
■ 藤岡 3試合連続完封!東洋大完全Vへ望み(スポニチ) 10/10/23
直球は140キロ台中盤だったが、スライダー、カーブが鋭く切れた。援護は6回に相手失策で得た1点で十分だった。9回2死二、三塁のピンチも、4番平田を内角直球で詰まらせ投ゴロ。「最後はやばいと思ったけど…。東浜との投げ合いは楽しいです。でもあとでどっと疲れが来ます」とおどけた。これで完封は3試合連続、今季5度目。シーズン5完封は、東都で過去通算30勝以上を挙げた11投手でも達成していない。4試合連続なら史上初だ。
10秋 回数 被安 奪三 四死 自責
国士大 先 11 3 13 2 0 ○封 150㌔
1 0 3 0 0
国学大 先 9 4 6 2 0 ○封
先 9 8 9 1 2 ○
青学大 先 6 5 6 3 4 ●
先 9 4 11 3 2 ●
中央大 先 9 2 12 4 0 ○封 148㌔
亜 大 先 10 2 14 3 0 ○封
先 9 2 7 3 0 ○封 146㌔
73 30 81 21 8 防0.99
被安打率3.70 奪三振率9.99 四死球率2.59
17勝11完封の東浜に連勝で16勝目(8完封)、3連続完封は春に続き2度目ですね。
■ 沢村に勝った 東洋大左腕 来年のドラ1候補は最速148キロ(スポニチ) 10/10/15
来秋ドラフト1位候補の藤岡が剛腕に投げ勝った。最速148キロの直球と鋭いスライダーなどで、4回まで完全投球の左腕。散発2安打12奪三振の完封劇に「沢村さんとの投げ合いは楽しみだった。秋のベストピッチです」。今夏の大学日本代表の疲労が残り、1日の青学大1回戦では6回5失点KOされたが、その後ミニキャンプなどで調整。高橋監督は「完封しろと言ったら完封した。たいしたもん」と3年生左腕を称えた。
■ 東洋大・藤岡11回完封!「楽に」150球快投(日刊スポーツ) 10/9/5
東都大学野球第1週第1日は4日、秋季リーグが開幕し、1回戦2試合が行われた。連覇を狙う東洋大は、開幕試合で3年生エース左腕の藤岡貴裕投手(3年)が2―0で国士舘大を完封した。11回に2点の援護。その裏もしっかり3人で締めて、開幕戦白星を手にした。150球を投げきって3安打無失点、13三振を奪った。直球は自己最速を上回る150キロをマーク。9回に先頭打者を遊撃・林崎の失策で出塁させたが、2番からの上位打線に対してオール直球勝負を挑んで3者連続空振り三振。3年生ながら堂々たる「エースの姿」に高橋監督も「苦しくてもよく投げた。立派なもんだ」と称えた。今春リーグ戦は3試合連続完封など6勝を挙げてMVPを獲得。大学日本代表に選出されて世界大学野球選手権にも出場した。だが、先発した予選のキューバ戦では2本塁打を浴びるなど4回4失点で降板した。「キューバ戦で打たれた経験で甘い球は投げられないと思った」。この日は球速とともに、制球にも細心の注意を払って2四球。すべてにおいて春から成長した姿を見せつけた。「国内にキューバみたいな大学はないですからね。楽に投げられました」。打たれたことでつかんだ自信。藤岡の快投はそのままチームの春秋連覇へとつながっていく。藤岡は、東海大・菅野、明大・野村らと並んで、来秋ドラフトの目玉候補の1人だ。広島・苑田スカウト部長は「今年でも1位だよ。調子がいいと思わなかったが、それでも抑えるところがいい」とベタ褒め。阪神・菊地東日本統括スカウトは「スライダーがいいね。今の実力でプロで10勝近くできる。でももっと制球とかも良くなるでしょうね」とこちらも大絶賛だった。
■ 来秋ドラ1候補2投手に阪神スカウト「今でも1軍ローテでやれる」(スポニチ) 10/7/27
大学日本代表は先発の藤岡が、5回を内野安打1本に抑え無失点。しかも毎回の6奪三振に加え、外野への飛球はゼロ。2軍主体とはいえ、プロ相手に内野の頭さえ越させなかった。「5回をしっかり抑えられたので次のキュー、いや次の試合に臨みたいです」。降板直後は思わず8月1日のキューバ戦の先発予定まで口をすべらせたが、圧巻の投球内容に阪神の菊地東日本統括スカウトは「今でも1軍のローテで十分回れる」と絶賛した。
今秋ドラフトで1位指名を決めている斎藤の出番がなかったことを残念がったロッテ・松本編成統括だが「2人は来年の目玉。球が速い投手はほかにもいるけど、あの2人は速くて制球もいい。球に重みもある」。広島・苑田スカウト部長は「2人とも凄い」と話した。(スポニチ)
壮行試合対プロ選抜 5回 被安1 奪三6 四死1 失点0
■ 東洋大・藤岡が強力打線を完封/大学選手権(SANSPO) 10/6/13
東洋大の左腕藤岡は、好調な東海大打線に対して積極的に攻め、散発5安打で完封した。先発で7人の打者が右打席に立ったが、伸びのある直球とひざ元への鋭い変化球をインコースに集めた。三塁を踏ませたのは三回だけ。「相手打線はすごいと思ったが、強気で投げた」と笑顔で話した。今大会は3試合で18回2/3を投げて2失点。最高殊勲選手と最優秀投手のダブル受賞に輝いたエースは「一人で取れるわけではない。みんなが打ってくれた」と仲間に感謝した。
力ある直球と切れ味鋭い変化球とのコンビネーションで01年久保(東海大)以来となる
決勝での完封勝利、4試合31得点(3試合コールド)の強力打線相手に見事でしたね。
函館大 0.2 0 2 0 0 146㌔(東ド)
創価大 先 9 3 5 3 2 147㌔(神宮)
東海大 先 9 5 9 2 0 147㌔(神宮)
18.2 8 16 5 2 防0.96
被安打率3.86 奪三振率7.71 四死球率2.41 MVP・最優秀投手
■ 東洋大・藤岡3安打完投勝利/大学選手権(日刊スポーツ) 10/6/13
11年秋ドラフトの目玉左腕、東都大学リーグMVPの東洋大藤岡貴裕投手(3年)が、大学選手権初先発で完封こそ逃したが9回3安打2失点で完投勝利を飾った。昨春準々決勝で敗れた創価大に雪辱を果たし、2年ぶりの4強進出となった。ポンポンと上がる飛球を、藤岡は満足そうに見つめていた。5回2死まで、1三振と盗塁死以外、12者連続(遊直含む)フライアウト。「前半は真っすぐが良かった。後半はスライダーでカウントがとれました」と振り返る。18アウトを飛球で奪った。高橋昭雄監督(62)は「フライが多かったでしょう。球の力で勝っていた」とたたえた。10日は同学年の東海大・菅野が7回参考ながらノーヒットノーランを達成した。「全日本に入っているし、すごい」と刺激にする。食生活では大好きなフライ料理や炭酸飲料を控え、トマトなど苦手な野菜を摂取して肉体改造に取り組む。来秋の目玉候補チェックのために、田沢獲得に動いたレッドソックスのシプリー副社長、ディーブル環太平洋スカウトが、そろって試合終了まで一塁側スタンドで見つめた。ジャイアンツ、レンジャーズ、パドレス、メッツなども視察。
■ 東洋大、2季ぶり優勝!終盤に逆転/東都(SANSPO) 10/5/19
東都大学野球春のリーグ戦は19日、東洋大が国士舘大を9-8で破り、1回戦に続いて連勝。勝ち点4を挙げ、昨年春以来2季ぶり15度目の優勝を飾った。東洋大は3点を追う七回、2死無走者から2四球を挟む4連打で一気に逆転。五回途中から登板した4番手投手の藤岡が国士舘大の反撃を断ち、逃げ切った。
10春 回数 被安 奪三 四死 自責
立正大 先 9 4 13 4 0 ○封
亜 大 先 9 6 6 1 0 ○封 148㌔
国学大 先 9 4 11 3 0 ○封 145㌔
中 大 先 9 4 8 4 1 ○ 148㌔
先 2 5 1 0 2 ●
国士大 先 8 5 4 1 1 ○
4.2 4 8 1 2 ○
50.2 32 51 14 6 防1.07
被安打率5.68 奪三振率9.06 四死球率2.49
■ 藤岡5勝目!東洋大 2季ぶりVに王手(スポニチ) 10/5/19
首位の東洋大は先発・藤岡貴裕投手(3年)が8回1失点と好投。打線も11安打を放って着実に加点。国士舘大を7―2で下し、優勝に王手をかけた。東洋大今季初めて1回戦の先発を任された藤岡が、8回1失点で、中大・沢村と並ぶリーグトップの5勝目を挙げた。「1戦目は相手エースと投げ合うので気合が入りました」。今季は3試合連続完封勝利を挙げるなど急成長した左腕。勝てば優勝に王手がかかる大事な一戦で、主将の鹿沼、乾ら4年生投手を押しのけ、堂々と大役を果たした。高橋監督も「絶対に勝たないといけない試合だったから」と藤岡を抜てきした理由を説明。
■ 東洋大・藤岡、史上初4戦連続完封ならず(スポーツ報知) 10/5/5
3戦連続完封中だった東洋大の3年生左腕・藤岡貴裕が、中大との首位攻防戦で1失点完投勝ち。リーグトップの4勝目で、1勝1敗のタイに持ち込んだ。会見場に現れた藤岡はタオルで大粒の汗をぬぐい、苦笑いを浮かべた。「(4戦連続完封は)史上初と知っていたので9回は少し力んだ。でも、勝てたんで良かった」。記録よりもVへの可能性をつなぐ白星を喜んだ。大偉業にアウト2つまで迫った。9回1死二、三塁。6番・村山優也は初球を三ゴロ。藤岡は「4つ(本塁)」と思わず三塁手に声を掛けたが、無情にも送球は一塁へ。三塁走者が生還し、今季初失点。客席からため息がもれた。連続イニング無失点は39でストップ。それでも「あそこに飛んだ時点で(1点は)取られる」と冷静に後続を断った。切れのある直球が武器だ。父・茂さん、母・京子さんはともに元陸上選手。父は100メートル11秒2の俊足で、藤岡もそのバネを受け継いだ。この日も自己最速タイの148キロの直球を主体に8奪三振。視察した巨人・藤本スカウトは「下半身が粘り強く球持ちが良い。角度もある。(豊作と呼ばれる)今年のドラフトでも1位候補」と絶賛した。今季は4戦4勝。1日8時間睡眠を欠かさない伸び盛りの左腕が、次は連勝記録を伸ばし、春の神宮の主役となる。
■ 東洋大・藤岡、3戦連続完封!(スポーツ報知) 10/4/30
東洋大の最速148キロ左腕・藤岡貴裕が、国学院大を散発の4安打に抑え、3戦連続の完封勝ち。チームも連勝で勝ち点を3とし、単独首位に立った。最速145キロの直球に130キロ台の高速スライダー、カーブを駆使。11奪三振で散発4安打に封じた。昨春の東浜巨(亜大)以来、リーグ8人目。左腕では04年秋の駒大の服部泰卓(現ロッテ)以来となる3戦連続完封。快挙を「前の2試合が直球主体だったので、変化球を多くした」と冷静に振り返った。今年からOBで元西武の松沼雅之氏(53)が、非常勤コーチに就任。「体幹が強いが、生かし切れていない」と藤岡のフォームの問題点を指摘した。「(投球時に体の)縦回転を意識するように言われた。柔道の背負い投げのように、右肩を落として左肩を上から下ろすんです」と藤岡は説明する。球持ちが良くなり、直球の威力が増した。連続無失点も31回に伸びた。「目標にしていきたい」というリーグ記録は、松沼コーチのもつ56回2/3。次週は中大との首位決戦となるが、同コーチは「優勝が近づくように完封してほしい」と期待した。成長著しい左腕がVへとゼロ行進を続ける。
■ 東洋大・藤岡が連続完封/東都大学(日刊スポーツ) 10/4/15
東洋大が亜大に連勝し、今季早くも2つ目の勝ち点を挙げた。左腕の藤岡貴裕投手(3年=桐生一)が被安打6で完封。9回1死一、二塁で、4番中西の飛球を捕る際に、一塁・平山と激突。利き腕の左手首をひねったが続投し、最後の打者を捕飛に打ち取った。8日の立正大戦に続く2試合連続の完封勝利に「スタミナは問題なかったです」と笑った。連続無失点を昨秋の亜大戦から22イニングまで伸ばし、チームに勝ち点をもたらした。「一番自信がある球」という直球で勝負。9回には、この日最速の148キロを計測。オリックスの中川スカウトは「球に力があるし、コントロールも良い。球速以上にキレがある」と評価。
■ 東洋大・藤岡15K完投!…東都大学野球(スポーツ報知) 09/9/6
藤岡が毎回の15奪三振で、リーグ戦初の完投勝利を挙げた。「完投できて自信になりました。空振りを取れるようになったことが大きい」。春季リーグ終了後に、高速スライダーの習得に励んだ。最速148キロの直球とのコンビネーションと、低めのボールになるスライダーで三振を量産。「秋は自分が柱になって、6連覇に貢献したい」とフル回転を誓った。
乾に握りを教わり球速がアップしたんだそうで130㌔弱の高速スライダーを武器にいきなりの
15奪三振には本家もビックリでしょうね。
国学大 先 9 7 15 4 1 ○ 144㌔
立正大 先 3.1 3 2 0 2 ●
亜 大 先 3.1 5 1 2 2 ●
青学大 1 0 1 1 0
3 0 6 0 0 ○
19.2 15 25 7 5 防2.29
被安打率6.86 奪三振率11.44 四死球率3.20
■ 東洋大、白星発進ならず「負けなくてよかった」(SANSPO) 09/4/7
5連覇を狙う東洋大は白星発進ならず。わずか3安打で青学大と何とか引き分け、高橋監督は思わず「負けなくてよかった」と苦笑した。大野(現日本ハム)の後を継いだ捕手の佐藤貴については「守りは合格。あとは打撃だな」と、無安打だった4番に新たなハードルを設けた。指揮官は2回戦で先発予定の2年生左腕、藤岡の好調さを明かし「まあ見ててくださいよ」とにやり。開幕戦のうっぷんを快勝で晴らすつもりだ。
09春 回数 被安 奪三 四死 自責
青学大 先 5.2 5 5 1 2 148㌔
立正大 先 4.1 5 7 0 2
国学大 先 7.2 4 3 5 1 ○
中 大 先 4 5 4 1 2
21.2 19 19 7 7 防2.91
被安打率7.89 奪三振率7.89 四死球率2.91
■ 東洋大1年藤岡初勝利(スポーツ報知) 08/10/1
リーグ戦初先発の1年生左腕・藤岡貴裕が5回1/3を3安打無失点と好投し、初勝利を挙げた。降りしきる雨の中、怖いもの知らずのルーキー・藤岡が好調・中大打線を封じた。最速143キロの直球で押しまくり、5回1/3を3安打無失点。「真っすぐが走っていたので、最初から飛ばしていきました。雨? ボールがぬれている方が投げやすいんです」と白い歯を見せた。
高校3年時の投球は予想以上に成長していて驚いた記憶がありますが早速
東都でも活躍してくれていますね。
プロフィール
群馬県渋川市生まれ。藤岡 貴裕(ふじおか たかひろ)投手。
小学2年から野球を始める。
子持中時代は軟式野球部に所属し一塁手兼外野手としてプレー。
2年秋に県大会8強入り。
桐生第一では1年秋から外野手としてベンチ入り。
2年夏に出場した甲子園は代打で途中出場し2打数ノーヒット。
秋に腕の振りの良さを買われ投手に転向、
県大会決勝健大高崎戦で4安打13奪三振初完封勝利を挙げた。
3年春選抜は控えながら初戦の先発に起用され9回2失点と好投するも完封負け。
エースとなった夏は前橋商に2対3で敗れ県大会準優勝。
投手経験は浅いながら3年時には最速を143㌔まで伸ばし高い成長力を見せていたが
志望届は提出せず進学を選択した。
東洋大進学後は1年春からリーグ戦に出場。
秋の中大1回戦で6回途中までを無失点に抑え初先発初勝利。
2年時は乾真大(日本ハム10年3位)に次ぐ先発2番手に定着し秋の国学院大2回戦で
15奪三振初完投勝利を収めたものの勝ち星は3勝止まり。
この悔しさから体幹強化に励み3年生になって飛躍を果たす。
3年春は6勝(1敗)リーグ1位防御率1.07の好成績で優勝に貢献しMVPを受賞。
リーグ史上8人目(1950年以降)となる3連続完封勝利を挙げ終盤は先発1番手を務めた。
4連続完封がかかった中大戦は9回1死から失点しリーグ史上初の快挙達成はならず。
2年秋から39回連続無失点を記録。
プロスカウトからも1位候補との声が挙がり評価を大きく高めた。
秋は主戦として9試合73回を投げ抜き6勝(3連続含む5完封)を挙げたが青学大に連敗しV逸。
6回5安打5失点と打たれ1回戦を落とすと2回戦は2回以降を2安打無失点に抑えながら
初回の2ランが決勝点となり1球に泣いた。
4年春は先発抑えで全11試合登板63.2回954球をこなし5完投勝利、
MVP・最優秀投手賞・ベストナインの3冠に輝いている。
亜大2回戦で大学生左腕最速となる152㌔、中大2回戦で153㌔を記録。
リーグ通算41試合、21勝8敗、245回、269奪三振、防御率1.40。
全国大会には1年秋の明治神宮大会(優勝)、
2年春(8強)・3年春(優勝)・4年春(優勝)の大学選手権に出場。
1年秋は2試合の先発を任され初戦近大工学部戦で6回3安打無失点の好投。
全国4連覇を目指した2年春は抑えで起用されるも創価大に敗れ8強にとどまった。
3年春は3試合18.2回2失点の好成績で優勝に導きMVP・最優秀投手賞を受賞。
準々決勝創価大戦で3安打2失点完投勝利、
決勝で東海大相手に5安打完封勝利を挙げている。
4年春は先発抑えで全4試合登板471球を投げ抜き2年連続優勝を達成、
30回を3失点に封じ再びMVP・最優秀投手賞の2冠に輝いた。
大会通算奪三振記録にあと1個と迫る48奪三振マーク。
初戦福岡大戦で大会タイ記録19三振を奪う快投を演じ5安打2失点完投勝利、
続く準々決勝道都大戦でも13奪三振を量産し7回2安打無失点の好投。
準決勝九州共立大戦は抑えでマウンドに上がり4回を1安打無失点、
決勝では延長に入り左足ふくらはぎが痙攣するアクシデントに見舞われながらも
10回5安打12奪三振1失点の力投で慶大・福谷との投手戦を制し完投勝利を収めた。
国際大会には3年夏世界選手権(銅メダル)、4年夏の日米野球に参加。
3年夏世界選手権は2試合に先発、
3位決定戦で韓国相手に5回1安打10奪三振無四球無失点の快投を見せたが
期待された予選キューバ戦は2本塁打を浴び4回7安打4失点KOに終わった。
4年夏日米野球は2回戦に先発し6回まで2安打9奪三振無失点と好投するも
疲れの見えた7回に無死から4連打を浴び4失点でノックアウト。
最終戦で2回を無安打無失点に抑えチーム唯一の勝ち星を挙げた。
183cm85kg、恵まれた体格の長身本格派左腕。
ワインドアップから重心を落とし強い下半身で粘り球の出所が見えにくいヒジを柔らかく使った
力強い腕の振りから繰り出す最速153㌔、常時140㌔前後から140㌔台中盤の
球速表示以上に勢いのある直球と120㌔台から130㌔前後の鋭い縦横2種類のスライダー、
110㌔台から120㌔前後の切れの良いカーブ。
その他130㌔台前半のフォーク、130㌔台のカット、130㌔台のチェンジアップ。
威力ある直球を持つ左腕としてはまずまずまとまりのある制球力も持ち味。
走り込みによる下半身強化の成果で太もものサイズは62.5cm、
4年春は全15試合93.2回1425球を投げ抜きスタミナ豊富。
フィールディングに優れる。
日米多数の球団から注目され1位競合必至の2011年ドラフト目玉候補。
遠投110m、50m6秒3。
スカウトコメント
中日・正津スカウト|11/10/14
「年間を通じて連投や中1日で投げる、精神的な疲れもあると思う。その中でも、それなりに抑えるのだから大したもの」
阪神・佐野編成部次長|11/10/12
「きょうはコントロールが良かった。調子が上がってきた」
ロッテ・山下徳人スカウト|11/10/5
「パワーピッチャーなのにコントロールが良く、変化球のキレもいい。腕の出所が見えにくいので打者も打ちづらい。打たれてもタフだし、フィールディングも素晴らしい。うちの成瀬(善久)以上の投手になる可能性は十分ある。ローテーションを守ってチームの柱になってくれるはずです。チームを大事にする気持ちも持っているし、練習に取り組む姿勢が何よりプロ向き。あとは今投げているタテのスライダーに加え、フォークをもう少し多く投げれば投球の幅が広がる。400勝投手の金田正一さんみたいになってほしいですね」
ロッテ・山下徳人スカウト|11/9/28
「こういう投球を覚えてステップアップしてくれれば」
中日・中田スカウト部長|11/9/5
「調子の波に関係なく、ピンチでの自分の投球が確立してるのが素晴らしい。一番大事な能力」
ロッテ・石川球団運営本部長|11/9/5
「すぐにローテに入って2ケタ(勝利)いける」
「本調子ではないけど、ここぞの投球術はさすが」
「疲れている中でもこれだけの投球ができる。すぐにローテに入れるでしょう」
「技術面は完成され、体も丈夫。方針は変更しません」
ソフトバンク・永山勝スカウト部長|11/9/5
「絶好調ではないけど、ゼロに抑えるのは素晴らしい。クイックやフィールディングもうまいね」
横浜・武居邦生スカウト|11/9/5
「きょうは丁寧に投げてた。今すぐローテーションに入れるよ」
ロッテ・山下徳人スカウト|11/8/8
「変化球が良かった。プロ相手にあれだけ空振り三振を取れるのは凄い」
ロッテ・松本尚樹編成統括|11/8/5
「疲れもあるこの時期の大学生が無安打投球。あらためて素晴らしいと思わされた。強さと柔らかさが同居した今までにいないタイプ。対応力にもたけ、これだけ出来上がった投手は、今までアマチュアでは見たことがない」
ロッテ・高橋2軍監督|11/8/5
「丁寧に投げてくるし、バランスがいい。今日は140キロぐらいだったが、疲れていなければもっといいんじゃないかな」
日本ハム・山田GM|11/7/7
「カーブが良かった。やはり左では一番」
マリナーズ・テッド・ハイド環太平洋スカウト部長|11/7/7
「菅野とともに数年後には、メジャーで通用する可能性がある。直球、カーブとも質が高い」
千葉ロッテ・石川晃球団運営本部長|11/6/13
「足の状態が心配だが、延長を投げ切っての優勝は凄い。さすがだね」
「早く一緒に戦える日が来ることを望んでいます」
中日・中田スカウト部長|11/6/11
「(同じ腕の振りで)打者にスライダーと直球の見極めをさせてない。その技術が三振の取れている一番の要因。初対戦では打てない」
阪神・菊地東日本統括スカウト|11/6/11
「ストレートに力があり、制球もいい。文句なしのピッチング」
千葉ロッテ・石川晃球団運営本部長|11/6/9
「一つ一つの球が一級品。最終決定じゃないけど、1位指名の方針は固まっている」
千葉ロッテ・山下徳人スカウト|11/6/9
「ストレートの走りはリーグ戦よりいい。今季一番じゃないかな」
オリックス・中川隆治スカウト|11/6/9
「最初は三振を取ろうと力みすぎてたけど、指にかかったときのボールはさすが。いいボールを投げていた」
阪神・葛西稔スカウト|11/6/9
「直球に切れがあるし変化球も多彩。投手としての総合力が高いね」
阪神・中尾スカウト|11/6/9
「球が切れていて、コントロールもいい」
「リーグ戦よりピッチング内容は良かった」
阪神・葛西スカウト|11/5/25
「リーグ戦終盤で疲れが出る頃だと思うけど、そんな中でも投球が安定している」
オリックス・古屋英夫編成部国内グループ長|11/5/11
「すべての球種でカウントが取れるし、勝負もできる。右打者に対する外角への出し入れも抜群。ソフトバンク・杉内、ロッテ・成瀬クラスの左腕だと評価している。今すぐにでも先発ローテの柱になれる。本調子ではなくても、試合をつくるピッチングができることも好材料」
オリックス・古屋編成部国内グループ長|11/5/7
「本調子じゃなくても、それなりのピッチングができる。右打者の外角へのボールは良かった」
「野球勘がすごい」
「いまさら評価がどうこうという選手ではないでしょう。馬力も排気力もある」
阪神・沼沢球団本部長|11/5/5
「去年の秋に見たときよりも良くなっている。真っすぐのスピードが上がった」
「1位候補の1人です」
西武・竹下潤スカウト|11/4/15
「連投でも150キロが出るのが凄い」
オリックス・中川隆治スカウト|11/4/15
「走者を出しても要所でいいボールを投げていた」
ヤクルト・渡辺進編成部部長|11/4/14
「スピード、切れともにNo・1左腕。プロでも十分通用する」
オリックス・古屋編成部国内グループ長|11/4/14
「全部の球種がカウント球にも勝負球にもなる。杉内、成瀬クラス。今すぐ先発ローテの柱になれる」
「今すぐにでも使いたい」
中日・中田スカウト部長|11/4/14
「リズムも良いし、安定感がある。目いっぱい投げてるわけじゃないのに球速も出る。キレと制球力の投手。今年の左腕では一番でしょう」
「スピードよりも安定感が抜群。余力を残しながらこれだけ投げられるのは凄い」
中日・正津スカウト|11/4/14
「ボールの質が良くなっている。初戦でこれだけ投げられたら十分」
阪神・中尾スカウト|11/4/14
「腕のしなりで投げられるので、力投しなくてもスピードが出る。もともと強い球を持ってるが、この冬で体が大きくなってさらに良くなった」
「楽に投げても腕にしなりがあるから、プロでもなかなか打てない」
阪神・菊地東日本統括スカウト|11/4/14
「いいピッチャーだね。左ではNo.1でしょう」
日本ハム・今成スカウト|11/4/14
「フォームのバランスが良くなり、軸がしっかりした。リリースも安定してるし、プロの先発ローテでも十分通用する」
中日・正津スカウト|11/3/7
「言うことない。去年より角度が出てきてるし、打者の手元で球が伸びている」
巨人・藤本スカウト|11/2/11
「内海より球に力がある」
中日・正津スカウト|11/2/11
「今プロのブルペンに入っても遜色ない」
阪神・中尾スカウト|11/1/6
「左ではNo.1のピッチャー」
ロッテ・山下徳人スカウト|10年秋
「3年生になった今年、すべてがよくなりました。去年までは粗削りでストレートに魅力がありましたが、今年からストレートの精度やコントロールはもちろん、スライダーのキレも成長しました。フォームが少し緩むようになって体重移動がよくなったからです。重たくて飛ばないストレートが一番魅力的です。練習に対してもアグレッシブで、エースとしての自覚も十分。完成度の高いピッチャーですが、変化球など伸びしろもあります」
広島・苑田スカウト部長|10/9/5
「今年でも1位だよ。調子がいいと思わなかったが、それでも抑えるところがいい」
阪神・菊地東日本統括スカウト|10/9/5
「スライダーがいいね。今の実力でプロで10勝近くできる。でももっと制球とかも良くなるでしょうね」
阪神・菊地東日本統括スカウト|10/7/27
「今でも1軍のローテで十分回れる」
ロッテ・松本編成統括|10/7/27
「(東洋大・藤岡、東海大・菅野)2人は来年の目玉。球が速い投手はほかにもいるけど、あの2人は速くて制球もいい。球に重みもある」
広島・苑田スカウト部長|10/7/27
「(東洋大・藤岡、東海大・菅野)2人とも凄い」
巨人・藤本スカウト|10/5/5
「下半身が粘り強く球持ちが良い。角度もある。(豊作と呼ばれる)今年のドラフトでも1位候補」
阪神・中尾スカウト|10/5/5
「もともとボールは速かったけど、コントロールも良くなっている」
オリックス・中川スカウト|10/4/15
「球に力があるし、コントロールも良い。球速以上にキレがある」
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大学選手権も全てCSで見たが、いい意味で苦戦慣れもしている。
できれば、名コーチ佐藤義則の育てる三番目の大エースに(一番目ダル、二番目マー君)。
しかも10回1失点12奪三振だったから、これでロッテはこの選手に決まりだね。でも福谷も好投だったのに10回サヨナラは味方打線には・・・。
大学三本柱菅野・藤岡・野村で大学世界野球優勝目指してほしい^^
こういう投手を獲得できればベイにも強豪の仲間入りするチャンスが生まれるのでしょうがね。
今年、中継でいい働きしそうだけど、ちょっと心配。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20110414-761191.html最速も152キロとまた更新しました
…もう凄いとしか言えないレベルですね;^^
http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp3-20110413-760668.html
15奪三振に最速151キロも記録
東浜との投げ合いという事もあり気合いも入っていたでしょうね!
西武は3人、ロッテは2人で視察
http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/news/p-bb-tp3-20101228-718415.html
http://www.daily.co.jp/baseball/2010/12/13/0003671785.shtml
菅野や野村よりも彼に魅力を感じます。
島袋もこんなふうに育って欲しいものです。
原がやめない限り血縁&原貢東海大学に喧嘩を売る球団はない。
去年を上回るとは思わなかったなあ。
このままいけば正真正銘の目玉になる。
これを一回りスケールを落としたのが人気沸騰中の塩見ではないでしょうか?
日本代表でも堂々と投げている姿には風格も出てきました
NPBフレッシュ選抜戦に先発。
5回を内野安打1本とほぼ完璧に抑え込みました。
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/ama/news/20100621-OHT1T00044.htm
スピードガンでは135~140キロ程度なのに菅野の145キロよりも速く見えました
それだけのノビとキレがあったんでしょうね。東海大の打者たちも振り遅れてたました
低めの制球力もよかったですし、今年のドラフトでも十分1位でいけそうです
来年が楽しみです^^
まぁ藤岡が覚醒するのは予期してましたが
来年の一位確定というのは数人しかいないはずなので恐らく左腕ではNO1の評価だと思います。
しかしレベルの高い東都で去年まで2番手扱いだった投手がここまで圧倒的な成績を残す者が今までにいたんだろうか?
今日はダメだったけど3試合連続完封って個人的には聞いたことない。
私は春季リーグで彼の投球を見ていますが(一応、寸評をしてありますのでご参考に)、非常にまとまりのある投手で、とても大学2年生とは思えない好投手でした。
個人的には乾より高評価している投手なので、2年後は目玉クラスの左腕に成長してほしいですね。
フォームが綺麗であとはストレートの球速があげれば間違いなくドラフト上位
期待してます