横山 聖哉（上田西）

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　■　【オリックス】ドラ１上田西・横山聖哉が仮契約(日刊)　23/11/18

　オリックス１位、上田西・横山聖哉内野手が１８日、仮契約を結んだ。契約金８５００万円、年俸７００万円。目指すのは球界の中心で輝く選手。「将来的な目標は、日本代表として球界を背負って活躍すること。ファンから愛されて、球団から必要とされる選手になりたいと思う」。担当の小松聖スカウトも「３拍子全てにおいて期待したい。とにかく今のチームのさらなる上積み、底上げというか、そこを越えてこれる能力を持った選手。躍動する姿を期待してもらいたい」とスケールの大きさに期待した。

　世代屈指の遊撃手　上田西高・横山聖哉内野手(中スポ)　23/10/20

　両翼９８メートルの上田西高グラウンド。横山聖哉内野手がフリー打撃を打てば、打球は右翼フェンスを軽々と越えていく。２年秋まで１５本だった高校通算本塁打は３年春からの５カ月間で３０本に到達した。投手としても１４９キロを投げる強肩を生かした守備も大きな強み。全１２球団から調査書が届き、ドラフト上位候補に名前が挙がるほどに成長を遂げた。

　■　上田西　プロ注目横山好守も(報知)　23/8/7

　プロ注目の横山聖哉は８回に中前へ甲子園初安打を放ったが、タイブレークで敗れた。守備では華麗な身のこなしで好プレーを連発し、巨人・榑松スカウト部次長は「守備、スローイングの安定感と強さが素晴らしい」と評価。吉崎琢朗監督は「自分で考えて練習できるようになった」とたたえた。

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　ヤクルト橿渕スカウトグループデスクは「走攻守そろっていて、スローイングも素晴らしい」と評価した。吉崎監督は「ＮＰＢを目指すという話はしている。志望届は出すと思います」と話した。(日刊)

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　「ポテンシャルの高さ、スケールを感じる。肩が強い。投手として１４０キロ台後半のボールを投げるし、体もしっかりしている。打撃は結果はそんなに出なくて試合に負けたが、遊撃手としての魅力は十分」。中日・松永スカウト部長は、こう評価した。オリックス・牧田編成部副部長は、「横山は、あれだけ深い守備位置について、パフォーマンスを見せた注目のひとりであることは間違いない。三拍子そろった選手」と話した。(SANSPO)

過去記事

　　プロフィール

　長野県上田市出身。
　横山 聖哉（よこやま・せいや）遊撃手兼投手。
　小学2年の時から上田リーグで野球を始め、上田市立第四中では上田シニアに所属。
　3個上の現阪神・高寺望夢とは当時からチームメイト。

　上田西高校（21年-23年）では1年生の春からベンチ入り。
　翌2年春の北信越大会に3番・遊撃として挑み、打率.385、1発2打点の活躍で準優勝を飾る。
　敗戦となった決勝・航空石川戦（5-10）で右翼スタンドへのソロ本塁打を記録。
　最速140㌔超の直球を武器に投手を兼任し、先発リリーフで全10試合中3試合に登板した。
　2年生の夏の予選で夏大デビューを果たすもコロナ禍で準々決勝以降を欠場。
　初戦から4回戦までの3試合は全てスタメンで､11の5､打率.455､本0点3の活躍を演じている。
　2年時秋の予選（県8強）から戦列に戻り､一冬を越してドラフト候補に急浮上。
　3年生の春の大会で北信越8強まで進出し､強肩強打の資質でプロスカウトの注目を集めた。
　救援として起用された地区準決勝・小諸商業戦で146㌔（県営上田）を計測。
　7回まで1-0の接戦となった県大会準決･松本一戦（4-0）で先制決勝のソロ弾を放っている。
　続く3年時夏の予選で打率.333､本2点8を記録し､8年ぶり3度めの優勝を達成。
　2･3回戦（弥生丘･岩村田）で右越え弾を打ち､決勝･松商戦で149㌔（救援）を叩き出した。
　その後､本大会で開幕試合を戦うも､土浦日大との接戦に10回ＴB3-8で敗戦。
　3番･遊撃スタメンで安定感のある守備を披露し、8回ウラの第4打席で中前打（5の1）を放った。
　3個上に阿部巧雅、高寺望夢、2個上に柳澤樹、笹原操希ら。

　181cm82kg、プロ注目の3番・ショート兼ピッチャー。
　高校通算30発､振り切るスイングではじき返す左の強打者。主に3番打者としてチームを支える。
　スイングスピード、体格の良さ、肩の強さで、日ハムスカウトからの評価を獲得。
　強肩を生かした守備でもチームに貢献。最速149㌔の真っすぐを武器にピッチャーを兼任する。
　2年生の春から3年生の春の約1年で体格が大きく向上（173/63→181/82）。
　3年時夏の長野大会6試合で7安打6長打（右越え本塁打2発＆二塁打4本）をマークしている。　
　遠投100m、50m6秒3。投手としての実績は少ない。

　　スカウトコメント

オリックス・小松聖スカウト｜23/11/18
　「３拍子全てにおいて期待したい。とにかく今のチームのさらなる上積み、底上げというか、そこを越えてこれる能力を持った選手。躍動する姿を期待してもらいたい」
オリックススカウト｜23/10/26
　「走・攻・守３拍子揃った高校生Ｎｏ．１遊撃手。軽快なフットワークと投手としても最速１４９キロを誇る強肩を生かした守備は一級品。身体能力も高く、将来性抜群の逸材」
中日・音チーフスカウト｜23/8/13
　「飛ばす能力と肩の強さを兼ね備えている。スケールが大きい」
ソフトバンク・永井智浩スカウト部部長｜23/8/13
　「彼は肩が強いですね。足の運びとかそういうのは、プロに入って、どんどんこれから磨いていったらいいんじゃないのかな。ただ、元の体の強さであったり、肩の強さであったり、みたいなのを持っている。あとは、プロに入ったら一日中野球ですから、明らかに上手になると思いますね。」
西武・渡辺ＧＭ｜23/8/13
　「走攻守で、内野手何人かいる（ドラフト候補の）中でもポテンシャルは１番くらいの感じに見える」
巨人・水野雄仁スカウト部長｜23/8/13
　「すごい魅力のあるショート。（仙台育英・山田とともに）２人は少し抜けている」
　「ショートだと上田西の横山君は打力もあるし、大きく感じる」
中日・松永スカウト部長｜23/8/8
　「ポテンシャルの高さ、スケールを感じる。肩が強い。投手として１４０キロ台後半のボールを投げるし、体もしっかりしている。打撃は結果はそんなに出なくて試合に負けたが、遊撃手としての魅力は十分」
オリックス・牧田編成部副部長｜23/8/8
　「横山は、あれだけ深い守備位置について、パフォーマンスを見せた注目のひとりであることは間違いない。三拍子そろった選手」
巨人・榑松スカウト部次長｜23/8/7
　「守りとスローイングの安定感と強さが素晴らしい。フットワークも良く、プレーが全てにおいて力強い」
ヤクルト・橿渕スカウトグループデスク｜23/8/7
　「走攻守そろっていて、スローイングも素晴らしい」
中日・音チーフスカウト｜23/7/22
　「遠くまで飛ばす能力があり、肩も体も強い。いいものを持っている」
ヤクルト・小川淳司ＧＭ｜23/7/15
　「（見るのは）初めてです。打力もありますし、守備も固そうで能力のある選手ですね」
ＤｅＮＡ・稲嶺茂夫スカウト｜23/7/15
　「（春の守備面と比べ）丁寧にボールを捌けるようになって、守備の成長が凄く大きいと思います。サイズ感があって高校生の内野手の中では上位だと思います」
巨人・榑松スカウト部次長｜23/7/9
　「見栄えのする選手。長打があって広角に打てる」
　「走って守って打って、見栄えがする良い選手」
日本ハム・山田正雄スカウト顧問｜23/6/25
　「体もいいし、肩もいい。スイングが速いのが魅力。将来的に面白い。上位になるんじゃないかな」